【大分市の管理栄養士が直伝】高齢者の夏バテ・脱水を防ぐ!「食べる熱中症対策」と栄養管理術
2026/08/05
毎日厳しい暑さが続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
大分市内でも連日、息苦しいほどの猛暑が続いていますね。
「最近、親の食事の量が減ってきた」
「そうめんなど、冷たくてあっさりした物ばかり食べている」
ご家族から、このようなご相談をよくいただきます。
ご高齢者の場合、夏の「食欲低下」は単なる夏バテにとどまらず、急激な体力低下や脱水症状を引き起こす原因になりかねません。
大分市内の病院での臨床経験を経て、現在はデイサービスを運営する管理栄養士の視点から、ご高齢者を夏の危険から守る「本当に正しい栄養管理と水分補給のルール」を分かりやすく解説します。
⚠️ 高齢者の夏場に潜む「隠れ栄養不足」と「脱水」の罠
暑くて食欲がない時、ツルッと食べられる「素麺」や「うどん」は魅力的です。しかし、麺類だけで食事を済ませると、糖質(炭水化物)ばかりに偏り、筋肉の維持に必要な「タンパク質」や、エネルギー代謝に必要な「ビタミンB1」が不足してしまいます。
施設で高精度の体組成計を用いてご利用者様の測定を行っていると、夏場は特に「水分バランスの崩れ」や、食事量の低下による「筋肉量の減少」を示すデータが顕著に現れます。筋肉量が減ると体内に水分を蓄えておくタンクが小さくなるため、より脱水症状を起こしやすくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
💡 管理栄養士が教える!高齢者のための3つの鉄則
厳しい残暑を元気に、そして安全に乗り切るためのポイントは以下の3つです。
1. 水分補給は「こまめに」「塩分も一緒に」
ご高齢者は「喉の渇き」を感じにくくなっているため、渇きを感じる前に飲む習慣が大切です。
ポイント: お茶やお水だけでなく、お味噌汁やスープなど「食事からの水分補給」も非常に有効です。大量に汗をかいた日は、経口補水液などで塩分(ミネラル)もセットで補給しましょう。
2. 「ちょい足しタンパク質」で筋肉の衰えを防ぐ
お肉やお魚をガッツリ食べるのが難しい時でも、火を使わない工夫次第でタンパク質は補えます。
おすすめ: いつもの素麺に「温泉卵」や「ツナ缶」を乗せる。お味噌汁に「お豆腐」を多めに入れる。これだけでも立派な栄養対策になります。
3. 「お口の健康(口腔ケア)」が食事を支える
「しっかり噛んで、飲み込む」力が落ちると、どうしても柔らかい糖質中心の食事になりがちです。毎食後の丁寧な歯磨きや、お口の体操(口腔機能訓練)を取り入れることで、安全に美味しくお肉や野菜を食べられる状態を保つことが、最高の夏バテ予防になります。
🌿 地域の皆様がいつまでも元気に過ごせるように
夏バテを防ぐには、毎日のちょっとした工夫の積み重ねが大切です。特別なメニューではなく、いつもの食事に少しだけ栄養をプラスする意識を持ってみてください。
私たちが運営する「千寿の樹デイサービス」では、管理栄養士による【栄養リハビリ】、柔道整復師のメソッドを取り入れた【身体機能リハビリ】、そして歯科医師と連携した【専門的な口腔ケア】という3つの柱で、ご利用者様の健康を多角的にサポートしています。
客観的な体組成データに基づき、お一人おひとりに合ったお食事のアドバイスや、ご自宅での生活の工夫もご提案しております。
夏の食事や体調管理で不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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千寿の樹デイサービス
住所:大分県大分市明野東2丁目33−17
電話番号:097-594-2112
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